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株式会社島津製作所

鉄鋼非鉄金属石油・素材電子材料自動車部品ファインケミカル繊維ガラス・セラミックス紙・パルプ電力・発電塗料・印刷化粧品医療・医薬食品畜産農業バイオ全般主要事業の分析・計測機器は、従来は研究用途が中心で、研究機関や大型分析センターなどでの利用が一般的でした。しかし、ゲノム、プロテオーム、メタボロームなどの解析が進み、オーダーメイド医療が医療現場にまで広がりつつある今、ニーズの高まりを受けて、現場で扱いやすいバイオマーカーの開発などを行なっています。また、産学連携は創業当初から活発に行われており、一例として、最近では、JSTのプロジェクトで、液中で生体分子やさらには水和・溶媒和を観測できるAFM(原子間力顕微鏡)が開発されています。注目の新技術・新展開コア技術と事業概要レントゲン、分光器、ガスクロマトグラフなど多様な分析・計測機器を日本で初めて開発した歴史を持ち、その高い技術力が今の事業にもつながっています。具体的には、ガスクロマトグラフ、液体クロマトグラフ(HPLC)、質量分析機器などの分析計測機器の事業を主軸に、PETやCTなどの医用機器にも広がっています。さらに同社が有する高い加工技術や真空技術が、バルブモジュール、油圧ポンプ、成膜装置などの航空機器や産業機器にも応用されています。図1国内でのトップシェアをほこるHPLC製品HPLCのほか、ガスクロマトグラフ、紫外可視光分光などでも国内でトップシェアを誇っている。:::::創立資本金本社生産拠点Web1875年約266億円京都府京都市本社・三条工場(京都府京都市)、基盤技術研究所・けいはんな(京都府相楽郡)他http://www.shimadzu.co.jp/図22002年のノーベル化学賞にもつながった質量分析計の製品(MALDI-TOFMS)従来の質量分析では、タンパク質などの壊れやすい巨大分子を扱うことができなかったが、同社が開発・実用化したMALDI-TOFMSによりこれが可能となり、プロテオーム解析などが飛躍的に進んだ。>>>川下川中川上最終製品機能性材料誘導品基礎製品業界の位置づけ取引の多い業界分野1875年に京都で設立され、日本初の多様な医用機器、分析・計測機器を世に送り出してきている。本社・基盤技術研究所のある京都三条工場を主力に、京都紫野工場、厚木工場、秦野工場など国内に多数の生産拠点を有する。けいはんなには基盤技術研究所/ライフサイエンス研究所を置き、大学との産学連携も進めている。また、米国、中国に関連会社を設置し、現地での生産販売を行う。欧州、アジア、南米など世界各地に販売拠点を有する。企業情報京都グリーンケミカル・ネットワーク参画企業株式会社島津製作所お問い合わせ京都市産業観光局新産業振興室〒604-8571京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地電話075-222-3324FAX075-222-3331分析・計測を主軸に、医用機器、航空機器、産業機器にも事業展開