三洋化成工業株式会社
京都グリーンケミカル・ネットワーク 参画企業三洋化成工業株式会社素材・材料の持つ機能・物性を追求し、市場ニーズに応える機能化学品を創出素材・材料の持つ機能・物性を追求し、市場ニーズに応える機能化学品を創出左:高吸水性樹脂「サンウェット」。吸水してゲル化し、多少の圧力では水を離さない。紙おむつなどに利用されている。右:市販液体洗剤の基剤として広く使用されている「ピュアミール」。洗浄力が高く、すすぎ性の良さ、低温流動性の高さを同時に実現している。コア技術と事業概要主力製品として、生活・健康産業関連では、紙おむつや生理用品などの衛生材料に利用される高吸水性樹脂や、低刺激性で髪や肌に優しいシャンプー・コンディショナー基剤となる界面活性剤などがあります。また、石油・輸送機産業関連としては、自動車の内装材料に使われるポリウレタンフォームや、エンジンオイル用潤滑油添加剤などが代表的です。積極的なR&Dを行い、ニーズを意識しつつ自社の技術シーズを織り込んだ「ニーシーズ」という視点から次々と新製品を開発しています。注目の新技術・新展開自動車業界では、自動車そのものの省燃費化もさることながら製造工程での省エネ化も重要視されます。自動車の内装表皮材に使われるウレタンビーズ「メルテックスLF」はその両面で貢献しています。一つは、内装表皮の強度を高めて薄型化・軽量化を図り、自動車の省燃費化を実現しています。もう一つは、ウレタンビーズを用いることで、金型による成型温度を通常よりも30~40℃低く抑えることができ、部品製造時の省エネ化、生産効率アップ、および金型の長寿命化が図れ、全体としてCO2の削減につながります。自動車インパネの薄型化を実現する「メルテックスLF」(上)ウレタンビーズを用いた成型プロセスの概要(下)企業情報1949年の創業以来、生活・健康産業関連製品、石油・輸送機産業関連製品を主要事業とし、現在の売上の半分を占めている。さらに、高機能・高付加価値なプラスチック産業関連製品、繊維産業関連製品、情報・電気電子産業関連製品、環境・住設産業関連製品と事業のすそ野を広げている。東京証券取引所一部上場。創立1949年11月1日
資本金130億5,100万円本社京都市東山区一橋野本町11-1生産拠点名古屋(東海市)、衣浦(半田市)、鹿島(神栖市)、京都Web http://www.sanyo-chemical.co.jp/