英興株式会社

京都グリーンケミカル・ネットワーク 参画企業英興株式会社特注石英ガラスのオンリーワン半導体からナノテク・バイオまでハイテク最前線で貢献左:石英ガラスを加工した精密研削加工品、中央:高純度アルミナによるエンジニアリングセラミックス、右:ユーザー企業向けに設計開発を行っている拡散炉ヒーターコア技術と事業概要石英ガラスは低い熱膨張率、透明性、強度などの特徴から、温度など環境変化の影響を抑えたい精密光学用途に用いられる材料です。半導体製造設備やナノテク、バイオなどでの特殊用途に、特注石英ガラスの加工製造を行っています。大口径加工部品から精密加工部品まで、独自の技術により、高品質の石英ガラス部品を提供しています。アルミナや炭化ケイ素、窒化ケイ素、ジルコニアなどのセラミックスも取り扱っています。また、ガラス製造加工で培った生産設備の設計技術を活かし、ユーザー企業向けに工業炉、洗浄装置、実験設備などの設計・製造も手がけています。注目の新技術・新展開宇治田原工場では、大量の水素ガス・エネルギーを消費するガラス加工において、地球環境の保護を目的に、水素貯蔵設備や廃酸・廃水処理設備を工夫しています。以前は、気体水素での調達で日に3回運搬していましたが、液化水素に変えることで3週間に一回程度まで抑え、運搬にかかるコストやエネルギーの削減を図ってきました。今後も、京都グリーンケミカル・ネットワークを活用して、他業種と連携していくことを検討しています。宇治田原工場における液化水素貯蔵タンクおよび水素ガス製造設備企業情報1947年に京都において石英ガラスの販売で創業。複数のガラスメーカーと代理店契約を結び販売を行うなか、1990年に宇治に自社生産拠点を設置し、主に特注品の石英ガラスの製造加工を行う。その他、工業炉やヒーターなどの生産設備の設計も手掛ける。ユーザー企業の研究開発にも深く関与する形で独自の営業展開を行っている。創立1947年9月資本金3,800万円本社京都市伏見区生産拠点宇治田原工場Web http://eikoh-kk.co.jp/