令和6年度総会の実施

令和6年度 京都グリーンケミカル・ネットワーク 総会・交流会実施

令和6年度の総会、特別講演及び交流会を実施しました。
34社54名の会員及び関係部門含め70名のご参加を頂きました。
今年度事業計画の承認と共に、新入会企業様の事業紹介を行いました。
そして、二名の著名な先生の講演を多くの関心を持って聴講して頂いたうえで
最後は交流会を開催させて頂き、各会員様間の交流を図って頂きました。

日時 令和6年6月28日(金)
■場所   京都市成長産業創造センター

第1部
総会   15:00~16:00
 ① 令和5年度:事業報告及び決算報告
 ② 令和6年度:事業計画(案)
 ③ 運用要領の改正
 ④ 役員改選
 ⑤ 新入会員紹介
   アクアス株式会社、株式会社片山製薬所、堺化学工業株式会社
   株式会社下野機械技術、日東精工株式会社、株式会社アロマジョイン
   セトラスホールディングス株式会社

特別講演16:00~17:50
 ① 「ペロブスカイト太陽電池で拓くグリーンエネルギー社会」
     京都大学 化学研究所 教授 若宮 淳志 氏
 ② 「構造用セルロースによるカーボンネガティブ材料への挑戦」
     京都大学 生存圏研究所 特任教授 矢野 浩之 氏

第2部
交流会  18:00~19:30

  1F交流スペースにて立食形式で実施

  

人材育成事業

【日時】
 (第1日)令和3年1月18日(月)
 (第2日)令和3年2月16日(火)(全2回)
【開催形態】ZOOMでのオンライン開催 
【内容】
  第1日(1月18日)
  「進化し続けるセラミックスへの革新的レーザー加工技術」
    京都大学名誉教授 京都グリーンケミカル・ネットワーク会長 平尾一之 氏
  「低炭素・循環型社会時代の化学産業技術」
    京都大学大学院工学研究科教授  前一廣 氏 
  第2日(2月16日)
  「計算化学によって分かること」
    京都大学名誉教授 田中 一義 氏
  「知っているようで知らないポリマーの話」
    京都大学名誉教授 中條 善樹 氏
【参加者】申込者数:15名(10社)
     修了証書授与者数:11名(8社)

京都スマートシティエキスポ2020プレイベント 京都グリーンケミカル・ネットワーク オープンイノベーション ~ ナノセルロース新情報 デジタルセミナー・展示会 ~

【実施目的】
 令和2年10月27日(火)及び28日(水)に開催された「京都スマートシティエキスポ2020」の取組の一環として,軽量、高強度、低線熱膨張といった優れた特性を示し次世代の先端的材料として注目されているセルロースナノファイバー(CNF)、セルロースナノクリスタル(CNC)等ナノセルロースに関するデジタルセミナー及び展示会を開催した。

【実施事業】
 デジタルセミナー(講演テーマ:「環境省ナノセルロースヴィークル(NCV)プロジェクト事業について」「NCV成果:PA6-CNF複合材料を用いた3Dプリンター成形」「NEDO成果・CNF安全性関連の最新状況」)とデジタル展示会(19者出展)を以下の日時、内容にて実施した。

 (開催日時等)
  <日時>令和2年10月21日(水)13:30~16:30
      ※デジタル展示会については10月31日までオンデマンド配信
  <開催形態>オンライン開催(専用サイトからのアクセス、情報発信)
  <対象>京都グリーンケミカル・ネットワーク(以下、KGC)会員企業、その他関心のある企業
      ※参加者は専用サイトから事前申込(参加費無料)
  <内容>
   (ア)講演
      「環境省ナノセルロースヴィークル(NCV)プロジェクト事業について」
        京都大学生存圏研究所 特任教授 臼杵有光 氏
      「NCV成果:PA6-CNF複合材料を用いた3Dプリンター成形」
        京都大学生存圏研究所 産学官連携マネージャー 奥平有三 氏
      「NEDO成果・CNF安全性関連の最新状況」        
        国立研究開発法人産業技術総合研究所安全科学研究部門リスク評価戦略グループ 主任研究員 藤田克英 氏
   (イ)デジタル展示内容紹介
       専用サイトでのデジタル展示出展者の内、以下の16者について、デジタルセミナーの中で展示内容の紹介を行った。
        ○相川鉄工㈱、○㈱IxZOQ、○王子ホールディングス㈱、○草野作工㈱、○㈱KRI、○㈱コスにじゅういち、
        ○㈱スギノマシン、○星光PMC㈱、○大王製紙㈱、○第一工業製薬㈱、○日本製紙㈱、○㈱服部商店、
        ○㈱マリンナノファイバー、○利昌工業㈱、○環境省ナノセルロースマッチング(NCM)事業、
        ○(地独)京都市産業技術研究所
   (ウ)デジタル展示会
       デジタルセミナーと並行して、専用サイト内別ページにおいて、以下の19者について、展示者の紹介パネルと紹介動画に拠る
       デジタル展示を行った(10月31日までオンライン配信実施)。
        ○王子ホールディングス㈱、○日本製紙㈱、○星光PMC㈱、○大王製紙㈱、○スギノマシン㈱、○第一工業製薬㈱、
        ○㈱服部商店、○草野作工㈱、○㈱マリンナノファイバー、○㈱KRI、○相川鉄工㈱、○㈱コスにじゅういち、
        ○(公財)関西文化学術研究都市推進機構(けいはんなビジネスメッセ)、○利昌工業㈱、○㈱IxZOQ、
        ○(地独)京都市産業技術研究所、○環境省ナノセルロースマッチング事業、○スマートシティEXPO2020、
        ○京都グリーンケミカル・ネットワーク

人材育成事業

【日時】令和元年11月7日(木)~令和元年12月20日(金)(全4回)
【場所】京都市成長産業創造センター(ACT Kyoto)2Fセミナールーム 
【内容】
  第1日(11月7日)
  「次世代革新的生産技術へ向けて:循環型社会のスマート化学工場を支える生産技術」
    京都大学大学院工学研究科教授  前 一廣 氏 
  第2日(11月19日)
  「計算化学はどのように役立つか」
    京都大学名誉教授 田中 一義 氏
  第3日(12月2日)
  「知っているようで知らないポリマーの話」
    京都大学名誉教授 中條 善樹 氏
  「知的財産セミナー」
    (一社)京都発明協会 専務理事 和田 宏隆 氏
  第4日(12月10日)
  「進化し続けるセラミックスへの革新的レーザー加工技術」
    京都大学名誉教授 京都グリーンケミカル・ネットワーク会長 平尾 一之 氏
  「薬づくりの現場から」
    (公財)京都高度技術研究所ライフイノベーション創出支援センターアドバイザー 谷田 清一 氏
【参加者】申込者数:20名(13社)
     修了証書授与者数:18名(11社)

「京都グリーンケミカル・ネットワーク オープンイノベーション ~ ナノセルロースの最新状況 ~ニーズ・シーズマッチング会」

【実施目的】
  令和元年10月3日(木)及び4日(金)に開催された「京都スマートシティエキスポ2019」の取組の一環として、軽量、高強度、低線熱膨張といった優れた特性を示し次世代の先端的材料として注目されているセルロースナノファイバー(CNF)、セルロースナノクリスタル(CNC)等ナノセルロースの研究開発や事業化に積極的に取り組む大手・中堅企業と、同分野での販路開拓等に取り組む中小・ベンチャー企業とのビジネスマッチング会を開催

 【実施事業】
   「CNFの熱伝導特性並びに光学特性の理解とそれらの応用に関する基調講演」「平坦・極薄CNFフィルムの作製方法とその応用に関する特別講演」「ナノセルロースに携わる企業によるプレゼンテーション」「ナノセルロースに携わる企業等を中心にした展示会での交流」の4部構成で実施。
  (開催日時等)
   <日時>令和元年9月24日(火)13:00 ~ 18:30
   <場所>京都経済センター2F 京都産業会館ホール
   <対象>京都グリーンケミカル・ネットワーク(以下、KGC)会員企業
       その他関心のある企業
   <来場者数>225名

  (内容)
   (ア)基調講演
    「CNFの熱伝導特性並びに光学特性の理解とそれらの応用について」
     大阪大学産業科学研究所自然材料機能化研究分野 助教 上谷幸治郎 氏 

   (イ)特別講演
    「平坦・極薄CNFフィルムの作製方法とその応用について」
     東京理科大学基礎工学部電子応用工学科 准教授 生野孝 氏

          (ウ)企業プレゼンテーション(14社)
     ○相川鉄工㈱ ○王子ホールディングス㈱ ○㈱KRI ○㈱島津製作所 ○信越化学工業㈱ ○㈱スギノマシン ○星光PMC㈱
     ○第一工業製薬㈱ ○大王製紙㈱ ○タケ・サイト㈱ ○㈱日本製鋼所 ○㈱マリンナノファイバー ○利昌工業㈱ 
     ○ボレガード 日本支店

   (エ)展示会・ビジネスマッチング(24者)
     ○相川鉄工㈱ ○王子ホールディングス㈱ ○㈱KRI ○三和化工㈱ ○㈱島津製作所 ○神栄化工㈱ ○信越化学工業㈱
     ○㈱スギノマシン ○星光PMC㈱ ○第一工業製薬㈱ ○大王製紙㈱ ○大昭和紙工産業㈱ ○タケ・サイト㈱ ○㈱日本製鋼所 
     ○日本製紙㈱ ○㈱服部商店 ○㈱マリンナノファイバー ○㈱川国工業所 ○利昌工業㈱ ○Alberta-Pacific Forest Industries 
     ○ボレガード 日本支店 ○あいち産業科学技術総合センター ○岡山県工業技術センター ○(地独)京都市産業技術研究所

 

オープンイノベーション~高分子/無機/ハイブリッド材料~ ニーズ・シーズマッチング会

【実施目的】
令和元年10月3日(木)及び4日(金)に開催された「京都スマートシティエキスポ2019」の取組の一環として、様々な産業分野で求められる新規材料(高分子/無機/ハイブリッド材料等)の開発に積極的に取り組む大手・中堅企業と、同分野で販路開拓等に取り組む中小・ベンチャー企業とのビジネスマッチング会を開催。

【実施事業】
「様々な産業分野で求められる新規材料、新規技術についての基調講演と特別講演」「ニーズ・シーズについての企業プレゼンテーション」「KGC会員企業を中心にした商談・展示会での交流」の3部構成で実施。

  (開催日時等)
   <日時>令和元年9月5日(木)13:00~17:15
   <場所>京都大学国際科学イノベーション棟
       シンポジウムホール&ホワイエ(西館5階)
   <対象>京都グリーンケミカル・ネットワーク(以下KGC)会員企業
       その他関心のある企業
   <来場者数>117名

  (内容)
   (ア)基調講演
    「自動車用革新的材料『しなやかタフポリマー』の実現」
     東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授 伊藤耕三 氏 

   (イ)特別講演
    「次世代放射光に期待される役割と企業への波及効果」
     (一財)光科学イノベーションセンター理事長
     /東北大学 総長特別補佐 高田昌樹 氏
   
   (ウ)企業プレゼンテーション(5社)
     ○東レ㈱ ○旭有機材㈱ ○三洋化成工業㈱ ○クラスターテクノロジー㈱ ○㈱エマオス京都

   (エ)展示会・ビジネスマッチング(15者)
     ○東京大学伊藤研究室 ○東北大学 ○旭有機材㈱ ○㈱エスケーファイン ○㈱エマオス京都 ○クラスターテクノロジー㈱ 
     ○互応化学工業㈱ ○三洋化成工業㈱ ○㈱ShinSei ○第一工業製薬㈱ ○東レ㈱ ○日東精工㈱ ○日立造船㈱ 
     ○㈱フコク ○明成化学工業㈱

セミナー ―  有機/無機ハイブリッド材料の応用展開  ―

【事業概要】
 (1)実施の経緯
     京都グリーンケミカル・ネットワーク(以下、KGC-net)では、これまで若手人材育成事業のテーマ等で、
     有機材料、無機材料について個別に取り上げてきた。平成29年度事業計画検討時に幹事企業から両材料の
     ハイブリッド材料をテーマとした勉強会の提案があり、開催に至った。
 (2)実施目的
     日本で初めて有機/無機ハイブリッド材料のセミナーを実施し、同分野の優れた技術や取組を紹介することで、
     参加者の事業展開に資することを図った。
 (3)実施事業
     「先端新規材料における技術動向を踏まえた現状と未来に関する講演」を、以下の日時、内容で実施した。

<セミナー講演>
     6名(無機分野から3名、有機分野から3名)の講師に、セラミック無機材料や高分子有機材料等
     先端化学産業の現状と課題、また、未来社会に求められる化学産業の在り方などの内容で、講演をお願いした。

      ○講演1: 『未来を化学で元気にする元素ブロック高分子材料』
            京都大学大学院工学研究科 高分子化学専攻 教授 
            公益社団法人高分子学会 会長            中 條  善 樹 氏
      ○講演2: 『進化する非晶質無機材料(ガラス)と非晶質高分子材料』
            京都大学 名誉教授
            公益社団法人日本セラミックス協会 会長       平 尾  一 之 氏
      ○講演3: 『ナノ粒子分散ハイブリッドの屈折率制御薄膜への応用』
            京都工芸繊維大学 分子化学系 研究員        松 川  公 洋 氏
      ○講演4: 『実用化により近い機能性ハイブリッド材料の展望』
            兵庫県立大学 名誉教授               矢 澤  哲 夫 氏
      ○講演5: 『高機能ポリシロキサンコーティング剤の創出と実用化』
            東レ株式会社 電子情報材料研究所 研究主幹     諏 訪  充 史 氏
      ○講演6: 『村田製作所における有機・無機コンポジット材料開発』
            株式会社村田製作所 技術・事業開発本部 マテリアル技術センター
            化学材料開発部 シニアマネージャー         福 島  光 宏 氏

【日  時】 平成30年2月1日(木)14:00~17:40
【場  所】 京都大学 国際科学イノベーション棟シンポジウムホール(西館5階)
【対  象】 京都グリーンケミカル・ネットワーク会員企業、その他関心のある企業
【参加者数】 143名

― 当日の模様 ―
 

 【主 催】 京都グリーンケミカル・ネットワーク
【協 賛】 公益社団法人日本セラミックス協会、公益社団法人高分子学会

― 平成29年度 人材育成事業(第4回) ―

【実施目的】
京都グリーンケミカル・ネットワーク会員企業(以下KGC-net)の若手研究員を対象とした研修会として実施。化学領域の基礎知識を改めて学んでいただくこと、今後の活動に当たっての、研究者としての心得を習得していただくことを目指した。
また、講演を通じて見識を広げていただくとともに、さらに若手研究員同士の交流の機会を作ることで、有意義なネットワークが構築できることも狙った。

【実施事業】
「『化学領域』における研究基礎知識」、「研究者としての心得」の2部構成、4回開催の、今回はその最終回

【講演内容】
 ・ 第1部: 「機能性セラミックスの応用」       平 尾  一 之 氏(京都大学名誉教授)
 ・ 第2部: 「研究者としての心得」          和 田  宏 隆 氏(一般社団法人京都発明協会 専務理事)

【日  時】 平成29年11月9日(木)
        第1部:     15:00 ~ 16:30
        第2部:     16:40 ~ 17:40
        修了証書授与式: 17:50 ~ 18:10
【場  所】 京都市成長産業創造センター(ACT Kyoto)
【対  象】 KGC会員企業の、若手研究員
【参加者数】 21名(10社)

― 当日の模様 ―
 

― 平成29年度 人材育成事業(第3回) ―

【実施目的】
京都グリーンケミカル・ネットワーク会員企業(以下KGC-net)の若手研究員を対象とした研修会として実施。化学領域の基礎知識を改めて学んでいただくこと、今後の活動に当たっての、研究者としての心得を習得していただくことを目指した。
また、講演を通じて見識を広げていただくとともに、さらに若手研究員同士の交流の機会を作ることで、有意義なネットワークが構築できることも狙った。

【実施事業】
「『化学領域』における研究基礎知識」、「研究者としての心得」の2部構成、4回開催の、今回はその第3回

【講演内容】
 ・ 第1部: 「計算化学はどのように役立つか」        田 中  一 義 氏  (京都大学名誉教授)
 ・ 第2部: 「研究者としての心得」             吉 田  多 見 男 氏(京都市産業技術研究所)

【日  時】 平成29年11月2日(木)
        第1部: 15:00 ~ 16:30
        第2部: 16:40 ~ 17:40
【場  所】 京都市成長産業創造センター(ACT Kyoto)
【対  象】 KGC会員企業の、若手研究員
【参加者数】 21名(10社)

 ― 当日の模様 ―
 

  

― 平成29年度 人材育成事業(第2回) ―

【実施目的】
京都グリーンケミカル・ネットワーク会員企業(以下KGC-net)の若手研究員を対象とした研修会として実施。化学領域の基礎知識を改めて学んでいただくこと、今後の活動に当たっての、研究者としての心得を習得していただくことを目指した。
また、講演を通じて見識を広げていただくとともに、さらに若手研究員同士の交流の機会を作ることで、有意義なネットワークが構築できることも狙った。

【実施事業】
「『化学領域』における研究基礎知識」、「研究者としての心得」の2部構成、4回開催の、今回はその第2回

【講演内容】
 ・ 第1部: 「次世代を担う有機レドックス化学合成からエネルギー貯蔵まで」  吉 田  潤 一 氏(京都大学教授)
 ・ 第2部: 「研究者としての心得」                     市 原  達 朗 氏(ASTEM)

【日  時】 平成29年10月26日(木)
        第1部: 15:00 ~ 16:30
        第2部: 16:40 ~ 17:40
【場  所】 京都市成長産業創造センター(ACT Kyoto)
【対  象】 KGC会員企業の、若手研究員
【参加者数】 22名(10社)

― 当日の模様 ―
  
  

― 平成29年度 人材育成事業(第1回) ―

【実施目的】
京都グリーンケミカル・ネットワーク会員企業(以下KGC-net)の若手研究員を対象とした研修会として実施。化学領域の基礎知識を改めて学んでいただくこと、今後の活動に当たっての、研究者としての心得を習得していただくことを目指した。
また、講演を通じて見識を広げていただくとともに、さらに若手研究員同士の交流の機会を作ることで、有意義なネットワークが構築できることも狙った。

【実施事業】
「『化学領域』における研究基礎知識」、「研究者としての心得」の2部構成、4回開催の、今回はその第1回

【講演内容】
 ◇ 第1部: 「知っているようで知らないポリマーの話」   中 條  善 樹 氏(京都大学教授)
 ◇ 第2部: 「研究者としての心得」            谷 田  清 一 氏(ASTEM)

【日  時】 平成29年10月3日(火)
        第1部: 15:00 ~ 16:30
        第2部: 16:40 ~ 17:40
【場  所】 京都市成長産業創造センター(ACT Kyoto)
【対  象】 KGC会員企業の,若手研究員
【参加者数】 26名(10社)

― 当日の模様 ―
  
  

― バクテリア・ナノセルロース勉強会 ―

【実施目的】
てん菜ショ糖などの糖質を原料とする「バクテリア・ナノセルロース(NFBC)」は、北海道よりサンプル提供される段階まで実用化が進んでおり、食品由来の原料と果実から分離した菌株によるNFBCは生体適合性が高く、医療や食品分野などへの応用が期待される注目の素材である。
今回の勉強会では、このNFBCの実用化を進めてこられた大学教員、企業担当者の方々を北海道からお招きしてその取組についてお話しいただき、会員企業等の事業活動検討の一助とした。

【実施事業】
 1.酢酸菌を用いたセルロース合成機構の解明及びNFBCの材料応用の研究についての講演
   「バクテリアを用いたナノセルロース(NFBC)の調製とその応用」
    講師: 北海道大学大学院工学研究院応用化学部門高分子化学研究室 准教授  田 島  健 次 氏
 2.田島准教授の技術をもとにした実用化に向けた取組の状況についての講演
   「発酵ナノセルロース(NFBC)の量産化」
    講師: 草野作工株式会社 企画室長                    松 島  得 雄 氏

 ※各講演後にナノセルロース取扱企業等と講師との間で活発な質疑応答を展開。

【日  時】 平成29年11月17日(金) 14:30 ~ 17:00
【場  所】 京都市成長産業創造センター(ACT KYOTO) 2F 共通会議室

【参加者数】 43名(18社)
       内、京都グリーンケミカル・ネットワーク会員企業: 9社18名

― 当日の模様 ―

  

平成29年度 京都グリーンケミカル・ネットワーク オープンイノベーション      ~ セルロースナノファイバー ~

【実施目的】
9月28日(木)及び29日(金)に開催される京都議定書誕生20周年・けいはんな学研都市30周年記念「京都スマートシティエキスポ2017」のプレイベントとして、京都市域のベンチャー・中小企業の販路開拓を支援し、売上や雇用の拡大を目指すためのオープンイノベーションを開催した。
化学領域における環境・エネルギー産業の発展に向けたビジネスマッチングによる新たな事業推進を目指す中で、軽量、高強度などの優れた特性をもつ次世代の先端的材料として注目されているセルロースナノファイバーに特化したビジネスマッチングを行った。

【実施事業(4部構成)】
1.セルロースナノファイバーにおける技術動向を踏まえた現状と未来に関する基調講演
   「セルロースナノファイバーにおける技術動向を踏まえた現状と未来」
    講師: 京都大学 生存圏研究所               矢 野  浩 之 教授
2.知財を扱う観点から読み取るCNFの展開に関する特別講演
   「特許情報の分析から読み取るCNFの展開」
    講師: 株式会社旭リサーチセンター 常務取締役主席研究員  松 村  晴 雄 氏
3.CNFに携わる企業によるプレゼンテーション
  <発表企業>
   ○ 草野作工株式会社
   ○ シャープ化学工業株式会社・大村塗料株式会社
   ○ 第一工業製薬株式会社
   ○ 株式会社KRI
   ○ 株式会社島津製作所
   ○ 株式会社日本製鋼所
4.KGC会員企業並びにプレゼンテーション参加の企業を中心にした展示会での交流
 講演会場の別室に、KGC会員企業並びにプレゼンテーション企業のポスター展示(可能な範囲で商品等も展示)エリアを設置し、展示企業と参加企業との交流、及びプレゼンテーション企業との商談等を行った。
  <展示企業>
   ○ 株式会社旭リサーチセンター (https://www.asahi-kasei.co.jp/arc/
   ○ 草野作工株式会社      (https://www.kusanosk.co.jp/
   ○ 株式会社KRI         (http://www.kri-inc.jp/
   ○ 三和化工株式会社      (http://www.sanwa-chemi.co.jp/
   ○ 株式会社島津製作所     (https://www.shimadzu.co.jp/
   ○ シャープ化学工業株式会社  (http://www.sharpchem.co.jp/
   ○ 大村塗料株式会社      (http://www.omuratoryo.co.jp/
   ○ 神栄化工株式会社      (http://shinn-ei-kakou.com/
   ○ 株式会社スギノマシン    (http://www.sugino.com/
   ○ 第一工業製薬株式会社    (https://www.dks-web.co.jp/
   ○ 株式会社日本製鋼所     (http://www.jsw.co.jp/
   ○ 株式会社服部商店      (http://www.hattori-shoten.co.jp/
   ○ 株式会社川国工業所     (http://www.yoshikawakuni.co.jp/
   ○ 利昌工業株式会社      (http://www.risho.co.jp/

【日  時】 平成29年9月11日(月) 13:00 ~ 18:30
【場  所】 ホテルグランヴィア京都5F 古今の間(展示会は、竹取の間)
【対  象】 京都グリーンケミカル・ネットワーク会員企業、その他関心のある企業
参加者数】 375名(※定員:200名)

― 当日の模様 ―
    

【主  催】 京都グリーンケミカル・ネットワーク
【共  催】 京都スマートシティエキスポ運営協議会
【協  力】 部素材産業-CNF研究会(近畿経済産業局、地方独立行政法人京都市産業技術研究所)

― 平成29年度 京都グリーンケミカル・ネットワーク オープンイノベーション ―

【実施目的】
9月28日(木)及び29日(金)に開催される、京都議定書誕生20周年・けいはんな学研都市30周年記念「京都スマートシティエキスポ2017」のプレイベントとして、京都市域のベンチャー・中小企業の販路開拓を支援し、売上や雇用の拡大を目指すためのオープンイノベーションを開催した。
化学領域における環境・エネルギー産業の発展に向けたビジネスマッチングによる新たな事業推進を目指す中で、京都の強みを最大限に生かし、「化学技術」領域における産学公連携による研究開発を強化する旨をもって、ビジネスマッチングを行った。

【実施事業(4部構成)】
 1.先端化学産業における技術動向を踏まえた現状と未来に関する基調講演
    「フロー・マイクロ合成がもたらす化学産業のイノベーション」
     講師: 京都大学大学院 工学研究科      吉 田  潤 一 教授
 2.大手企業4社によるニーズの紹介
   <発表企業>
    ○ 味の素株式会社    : 「オープンイノベーションと技術ニーズの紹介」
    ○ 帝人株式会社     : 「圧電組紐センサの開発」
    ○ BASFジャパン株式会社 : 「バイオマスバランス・アプローチ ~生産工程に再生可能資源を使用する革新的手法~」
    ○ 日立マクセル株式会社 : 「オープンイノベーションによる将来製品開発」
 3.KGC会員企業8社によるシーズの紹介
   <発表企業>
    ○ イーセップ株式会社           (http://sites.esep-membrane.com/
    ○ 株式会社エマオス京都          (http://www.emaus-kyoto.com
    ○ 互応化学工業株式会社          (http://www.goo-chem.co.jp/
    ○ 株式会社写真化学            (http://www.shashin-kagaku.co.jp/
    ○ 第一工業製薬株式会社          (http://www.dks-web.co.jp/
    ○ 株式会社大興製作所           (http://www.daico.co.jp/
    ○ 株式会社服部商店            (http://www.hattori-shoten.co.jp/
    ○ 株式会社ルネッサンス・エナジー・リサーチ(http://www.r-energy.com/
 4.KGC会員企業を中心にした展示会での交流
  講演会場の外に、ニーズ紹介企業やシーズ紹介企業のポスター展示(可能な範囲で商品等も展示)エリアと商談エリアを設置し、展示企業と参加企業との交流、及びニーズ紹介企業との商談等を行った。

【日  時】 平成29年8月24日(木) 13:00 ~ 17:40
【場  所】 京都リサーチパーク1号館4F サイエンスホール & ホワイエ
【対  象】 京都グリーンケミカル・ネットワーク会員企業、その他関心のある企業
参加者数】 164名(※定員:100名)

― 当日の模様 ―
 
 
【主  催】 京都グリーンケミカル・ネットワーク
【共  催】 京都スマートシティエキスポ運営協議会
【協  賛】 公益社団法人有機合成化学協会、一般社団法人近畿化学協会

― 若手人材交流・視察事業 ―

■日  時: 平成29年7月5日(水)15:00~17:20
■場  所: 京都市産業技術研究所2F 多目的ホール
■内  容:
 1)開  会

 2)ご挨拶
   京都グリーンケミカル・ネットワーク
                    会長  平 尾  一 之

 3)概要説明
   地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 
              研究戦略リーダー  山 本  佳 宏 氏

 4)チーム内容・個別研究紹介
   高分子系(CNFの最新研究)        西 岡 次席研究員
   色染化学(染色技術の高度化・応用)    藪 内 次席研究員
   表面処理(KEEPNEX®メッキ技術)       山 本 次席研究員

 5)所内見学
   <ご案内>
   1班:北川研究戦略フェロー
      7Fバイオ→6F表面→4F色染→3F高分子→B2F製織
   2班:山本研究戦略リーダー
      3F高分子→B2F製織→7Fバイオ→6F表面→4F色染
   3班:横田経営企画室長
      4F色染→3F高分子→B2F製織→7Fバイオ→6F表面
   <ご説明> ※各10分程度のご見学
      7F バイオ   :        清 野 次席研究員
      6F 表面処理  :        紺 野 次席研究員
      4F 色染化学  :        緒 方 次席研究員
      3F 高分子   :        伊 藤 主席研究員
     B2F 製織システム:        岩 崎 次席研究員

   <参加企業:14社,参加人数:24名>

― 当日の模様 ―
 
 

第5回勉強会(平成27年10月29日:京都市成長産業創造センター(ACT Kyoto))

講演「燃料電池が切り開く水素エネルギー社会」

同志社大学理工学部教授 稲葉 稔 氏

講演「低置用燃料電池の市場・技術動向について」

大阪ガス株式会社 リビング事業部 商品技術開発部 SOFC開発チーム係長 中尾 孝之 氏

講演「新型プリンタブル太陽電池:ペロブスカイト太陽電池の研究最前線」

京都大学化学研究所准教授 若宮 淳志 氏

講演「有機薄膜太陽電地の開発と今後の展開」

三菱化学株式会社 情報電子本部 OPV事業推進室理事 室長 山岡 弘明 氏